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【幸せの集め方】他人と自分とを比べることをやめる~人は個であって集団ではない~

今日は「他人と自分を比べること」について少し書きたいと思います。

主に、今回はそのことによって自分に劣等感を抱えてしまう人に対しての記事です。

 

 

僕らは日々社会生活を営むうえで、他人との関わり合いは欠かせないものです。

そして、「他人という個人」に触れ、その「他人という個人」というものが、自らの意識に無意識のうちに定着してしまいます。

 

SNSの発展

SNSの発展した現代においては様々な情報がプッシュ型による広がりを見せることによって、意図せず自らの意識に入り込んでくるという状況にあります。

その結果、「他人という個人」を認識し定着するスピードが格段に上がった状況になったように思います。

 

そのことによって、これまで以上に「他人と自分を比較して落ち込む」とか「他人と自分を比較してツライ気持ちになる」などのマイナスの考えに至る過程や頻度が、劇的に加速してしまったのではないでしょうか。

 

そしてそれのややこしい所は、直接関わりのある他人ではなく、こちらが一方的にその他人を知っている場合であっても同じことが起きているということです。

 

不思議なことに、他人と自分を比較する際、「あの人と自分を比べると自分は劣っている」等のマイナスの考えに至ることはあっても、「あの人と自分を比べると自分が優位に立っているぞ」というプラスの考えに至ることは稀だと思われることです。

 

他人と比べるということ自体が、自分が劣っているという認識にあえて向かう行為そのものになっているのではないかと思います。

 

なぜ、人は他人と比べることを止められないのか

 

それは、僕らが育ってきた日本という国における成育環境がそうさせているのではないかと思います。

 

 ・誰々くん、誰々ちゃんもやっているから。

 ・みんなと同じように。

 ・周りのみんながこうしているから。

 

僕らは他人とのギャップを埋め、平均値を求められるように育てられてきました。

そしていつしか無意識のうちに、個という枠は集団のそれとイコールとして捉えることになり、その枠から外れるものに対し良くも悪くも、「普通じゃない」と位置付けてしまうのではないでしょうか。

 

そこには「憧れ」という強烈な思いがあること

集団という枠から外れた個を見たとき、僕らは「普通じゃない」と思うと同時に、強烈な「憧れ」を抱いているのだと思います。

 

つまり「普通じゃない」と思う。から「他人と比べて劣等感を抱く」までの過程で、強烈な「憧れ」を抱いているのです。

 

個だと思っている集団の枷に縛られているからこそ、そうでないものに対しての「憧れ」なのです。

 

しかし、その「憧れ」というものは、いつでも自分がなり得るものなのです。

他人である個への憧れは「自分自身の本来の個」をも認めることにもなり得るのです。

 

その枷はいつでも外せるのです。

 

自分にやさしくすること

あなたの物語はあなたのものなので、他人と比較するものではありません。

キャストもスタッフも脚本もあなただけのストーリーなのです。

 

他人とは何もかもが違います。

 

それなのに、一様に同じ枠ににはめてしまうこと。

 

それ自体がナンセンスなんです。

 

みんながみんな違うストーリーがあるんです。

 

だから、他人に対する「憧れ」の末の劣等感を抱くことは止めて、皆が皆それぞれ自分のストーリーを歩めばいいんです。自分自身に向き合えばいいのです。

 

あなたが演じたいように演じればいいんです。

 

クライマックスに向けて、ストーリーをどう紡ぐのか。

大変です。忙しいです。

他人のストーリーを気にする暇はありません。

 

自分を見つめ、認めてあげて、優しくしてあげてください。

まずはそこから始めましょう。

 

きっと、未来は捨てたものじゃありませんよ。